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言葉の迷宮を制するのは私だ!
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2025/04/07 (Mon)                  [PR]
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2007/05/12 (Sat)                  ファン歴はまだ十年たちませんが。
 ワタクシ作家の小川洋子さんのファンなんですけどね、彼女が新たに芥川賞の選考委員になるらしいのですよ。

 私、このニュースを聞いた時、いや、もうびっくりして、もう、いや、なんか、言葉が出ませんでした。

 芥川賞がどんな賞なのか知らない人はたくさんいても、日本人なら「芥川賞」の名前くらいは絶対に知っているという、異常に知名度の高い、あの賞ですよ。

 芥川賞をとるだけでも十分すごいのに、その選考委員って……。

 すげぃ。


 ところで、ご存知ですか。芥川賞の選考委員に支払われる謝礼って年間100万らすぃですよ。

 ほんの何年か前まで好きな作家の名前で小川洋子さんを挙げると、「誰?」みたいな顔された日々が懐かしいです。

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2007/04/03 (Tue)                  失敗は成功のもとだと思いたいですね。
 下の記事に書いた件で、落ちこんでいました。自分のヘマがあまりにも「ヘマ」という単語に相応しいアホっぷりなので落ちこんでいました。

 おそらくみなさんが想像する120パーセントくらいの勢いで落ちこんでいました。

 思い返せば、手紙を書いて封筒に入れるまでで満足して、切手を貼らずに投函したことが今まで何度あったことでしょうか。1度や2度じゃなかったような気がします。


 まあ、いいです。無理やりにでも「まあ、いい」ことにしておきます。次、がんばりますから。

 反省点としては、やはり、ポストじゃなくて、郵便局の受けつけに直接行き、「これって、今出せば、確実に今日の消印つきますよね?」っと、「確実」の箇所にアクセントをおいた切迫した口調で尋ねるのが一番だと思いました。

 はい。
 
 ただし、その場合、宛名に「○○文学賞」と書いてあるのが丸見えなので、照れ屋な私にはいくぶん精神的ストレスがかかります。が、いたし方ないでしょう。
 今までだって何度か見られてるんだから、そろそろ開き直る時期かもしれません。
2007/04/01 (Sun)                  嘘だったらいいのに、
 本日はエイプリルフール。とかいう日ですね。まあ、それはいいんですけど。

 私は自分のことを馬鹿とか駄目人間とかしょっちゅう言うんですけど、それでもやっぱり3%くらいは本気じゃないとこもありつつの発言なわけですよ。

 しかしながら、悲しいことに、私はやっぱりバカでした。アホでした。

 久々に自分のアホさ加減に背筋が凍りつきました。

 ちょっと前の記事に純文学の賞に応募しようと思ってなんたらかんたらって書いたんですが、その締め切りが昨日だったのですね。

 で、うだうだ悩みながら、なんとか31日の午前中には、作品をプリントアウトし、封筒に宛名を書き、ポストへ投函。

 一仕事終えた気分でいたその日の夜のこと。

 その前の日に買った切手を「買ったままの状態」で発見。

 もうね、悪寒が背中を這うっていう感覚を、リアルに感じました。血流が一瞬止まったように錯覚しました。

 つまり、切手貼らずに出しちゃったわけですよ。

 案の定、せっかくの応募原稿在中の封筒は今朝、家のポストに舞い戻ってまいりました。「料金不足」の札とともに。

 おそらく、おとといの段階で同じミスをしていたら、切手を貼りなおして出せたんですけど、締め切りギリギリだったのがアダになりました。

 バカにつける薬がないのが残念でなりません。
 まずい。ホントにまずい。

 3月末日までの締め切りの賞に応募する気だったのに、作品が出来ていません。

 いえ、出来てない、くらいならまだいいのです。人間、死ぬ気になれば、一週間もありゃ、なんとかなるもんです。

 が、やる気が失せているというのはどうしたものか。

 すでに100ページ程度は書けているのですが、3月に入ってから諸事情で全く書けなかったのです。2週間、放置。それで、「さーやるか。その前に、まず今まで書いた箇所を読み直そう」と思ったのですが、

 びっくりするほどつまらない。

 純文学の賞に出すはずなのに、なぜか陳腐なミステリー風味になっていることを差し引いても、ひどい。

 こんなつまらない長々だらだらしたものを人様(下読みの方)に読ませるなんて、嫌がらせ以外の何物でもないんじゃないか、と思うくらいにひどい。

 参りましたね。文学賞って基本的に年に1度なので、見送ると次はそのまま1年後ってことになるじゃないですか。少しでも早く作家になりたい私としては、目標の賞を見送るのはあまりやりたくないことです。

 ですが……。脳が煮詰まります。
2007/03/03 (Sat)                  3月ですね
 2月ってどうして28日しかないんでしょーね。地球の自転の関係でどうたらという話を聞いたことがあるような気がしますが、日にちを調整するなら31日ある月から持ってくればいーのに、と思うのは私だけでしょうか。

 はい、3月ですね。

 純文学に詳しいというか、純文学を書いてどっかの賞に応募しようと目論んでいる人には当たり前の話なんですが、3月は締め切りラッシュなんですよ。

 メジャーな純文学の賞は3月に集中しております。

 純文学はもう瀕死の状況に追いやられていることもあり、残っている文学賞はどれも歴史あり権威ありの賞ばかり。

 な、もので応募総数は半端じゃありません。

 日本全国の純文学書きたちは私と同じように、今頃ひーひー言っていることでしょう。

 同志の健闘を祈りつつ、私も執筆に励みます。
2007/01/22 (Mon)                  2007年、初投稿。
 17日の記事に書きました、突発的に出したくなった賞の話です。

 えー、たった今、応募が完了しました。

 別に投函してきたわけではありません。今回はウェブ投稿なのですよWEB投稿。

 なんて素晴らしい。文明の進歩に感謝せずにはいられませんよ。

 普通に封筒で原稿を投稿すると、並みの手紙とは格違いの重量になるわけで、当然のことながら切手代も馬鹿になりません。

 のみならず、近所のポストの集配は四時で終了してしまうので、締め切り当日というギリギリに出す場合、確実に出すには24時間やっている郵便局まで行き、窓口で「消印は今日のものでお願いします!」と念を押したほうがいいのですけど、そこの郵便局がまた遠いのなんのって。

 それが、ネット上で投函できるなんてっ。

 まあ、達成感は確実に郵送のほうが実感できるんですけど。その代わり、ウェブ投稿の場合、大抵は間髪いれずにメールで受領報告が入るので、安心感はありますよね。

 は~あ。

 倒産してしまった会社主催の賞に出した物を手直しして出しただけとはいえ、規定枚数が異なるわけで、具体的に言うと、原稿用紙20枚ほどたりてなかったのです。で、四日間で(そのうち2日は1日中バイトしていたので実質2日)20枚ちょい書いたことになります。このペースは別段早くはないですが、そう楽なものでもなかったですね。遅筆なほうだと思っていますので。

 すっごく頑張った、と表現するのは明らかに誇張ですが、まあまあ頑張りました。

 なにはともあれ、今年の初投稿となりました。ひとまず無事に出せてよかったです。

 あー、せめて1次選考くらいは通りたい…。通ってて欲しいです。ハイ。

 休憩を入れずに、次に狙っている賞の原稿を書かねば。
2007/01/17 (Wed)                  自分で設定した締め切りと戦う。
新年になって半月以上たちますが、壁にかけるカレンダーがないことと、それによる不便さに今さら気がつきました。

 いつも人にもらったり、年末の○○円お買い上げの方にはカレンダープレゼント、みたいなキャンペーンにのっかって、自分で買ったことってほとんどないんですよね。それが、今年はなぜか入手できませんでした。

 ネットで小説の賞についてリサーチしていたら、今月22日締め切りのがあって、発作的にだしたくなったんですけど、あと何日あるのか日付を確認すべく、去年までカレンダーをかけていた壁のところへ、目をむけると、何も、ない。

 やはり不便ですね~。買ってこないと。

 あ、別に四日間で小説を一本書き上げようとしているわけじゃなくて、去年ある小さな賞に応募して、結果を待っていたら、主催者の会社が倒産しまして(爆)

 けっこう忙しい中、徹夜して原稿を送ったものだっただけに、倒産の事実を知った時はずいぶん腑抜けた気分に陥りましたよ。

 で、お蔵入りしていたそれを引っ張り出し、再び手直しして出す、という使いまわし作戦にでようかな、と(笑)

 使いまわしを舐めちゃいけませんよ。あの直木賞作家の井上ひさしさんだって、アマチュア時代、書いた作品を応募、落選、手直しして別の賞に応募、というのを繰り返していたそうですから。

 よーし、がんばるぞっと。
現在、作品を出そうと思う文学賞を具体的にリストアップしてみるのですが、あまりの数の多さに驚きを隠せません。いったい一日にどれくらいの分量を執筆すればその全ての賞に出せるのでしょう?

昨年も同じように応募する賞のリストを作ったのですが、多忙と自分の精神力の限界から目標の半分も実際に出すことが出来ませんでした。

今年はせめて7割超えを目指します。
2007/01/02 (Tue)                  引き続き投稿生活
 どうも。キリエです。

 どうにかこうにか元気になりつつあります。

 まあ、とりあえず、年始ということで目標でも立てておきますか。

 (去年の目標はことごとく達成できなかったわけですけど)

 えー。この「脱アマ」なんていうネーミングセンスも微妙な感じのブログを立ち上げたわけなので、小説関連の目標にしましょうか。

 1、小説の新人賞、年内に6つ以上出す。

 2、で、その中で1つ以上は1次通過! 

 3、で、その中で1つは最終選考まで残る!!

 4、自サイトの小説作品を増やす。


 年内に6つって、なかなか大きな数字ですよ、お客さん!

 2ヶ月に1作品ってことですからね。プロ並のペースですよ。そしてその他にもサイト用の小説まで書こうってんですかたね、大きくでましたよ。(まあ、こちらは過去の作品を手直ししてアップする可能性が高いですが)

 果たして書けるのでしょうか?

 いいえ、書くんですよ! 書いてみせますよ。

 今年も精進いたします。
2006/12/28 (Thu)                  投稿生活
 すっかりサボリぐせがついてしまいました……。

 やはり、ブログちゅーのは1日に3回くらい更新したほうがいいんですかね?

 でも、このブログは「ロード・トゥ・プロ」なわけで、ブログに構ってるくらいなら、さっさと小説の1枚でも2枚でも書けって話ですよね!

 いや、書いてないですけど。

 
 こう、今、書きたい話はですねえ。

 「復讐」をテーマにしちゃったりなんかしたドロドロしてるかと思えば、そーでもない、純愛ちっくなものを考えていたりしますが、
 なーんか、細かい設定が全く思いつかないんですよね。

 せっかくスランプ抜けたと思ったのに、また、スランプかもしれないです。

 本当に、スランプってヤツは、迷惑この上ないです。飲んで治る薬とかありませんかねえ。

 
 つかね、来年の1月と3月は私の中で投稿強化月間なんです。つまり、投稿したい賞がいくつもあるんです。

 ええ、いくつも。

 正直、1月の賞は現時点で作品が何も出来ていないので、無理です。

 しかし3月なら、たとえ、ゼロから始めても、間に合わないということはない、のですね。

 しかし、しかし、いくつも投稿したい賞はあれども、賞ってものには、それぞれ特徴がありますからね。

 純文学か、エンタメ系か、それともライトノベルか。

 全部書いてやるよ! くらいの気概が私にあればいいのですけれど、残念ながらないので、絞ります。

 今のところ、純文学が1番、書きたいです。

 前回、前々回と出した賞ですが、前々回が選外で、前回が1次通過でしたから、次は2次通過くらいにはなりそうな気がしなくもないっていゆーか、そんな期待をどうしてもしてしまうもので。はは。

 やる気が湧いてきたので小説を少し書いてから寝ることにします。
2006/12/04 (Mon)                  予想通りの結末ですが、
 (前回の続き)

 締め切り当日の朝まで一睡もせずに小説を書き続けました。なのに、

 終 わ り ま せ ん で し た。

 これはね、さすがにもう無理だと思いましたよ。出かけるまで後4時間切ってて、その間に小説を書き上げるのはもちろんのこと、それを印刷して、穴あけて、紐通して、封筒に宛名書いて封をして切手貼って郵便局行って……っていう、すべての工程を消化するのはさすがに不可能だと。

 しかも、投稿にはあらすじを添付するのが基本ですが、それも未完成。

 それになにより、体と頭がヘロヘロでした。

 気力が睡魔に勝てず、結局寝ました。

 で、二時間後。
 なんだか寝たら頭がスッキリしたのか、出かけるまでのわずかな時間でガシガシ続きが書けました。それでも完成しませんでしたけど(汗)

 どんだけ完成まで程遠いんだよ!って自分の予測の甘さに舌打ちしながら、泣く泣く出かけるハメに。

 外出中も頭の中は作品のことでいっぱい。半分今回の投稿はあきらめかけていましたが、それでも、完全にあきらめがつきません。

 夕方、急いで帰宅し、続きをものすごいスピードで書きました。いや、自分ってこんなに早く書けたんだ、って驚くぐらいのものすごさ。おそらく、人生で一番早かったんじゃないかと。

 執筆中、机の横に担当さんがいて、「この原稿落ちると本当にマズいんです。お願いしますよ、先生!」と泣きつかれているところを想像して自分を奮いたたせてました。

 妄想の力です。

 結局、夜中に郵便局の時間外受付に滑り込みで出しました。

 と、いうことで、投稿することだけはできたのですが、作品を寝かしたり、練り直すことはおろか、読み直すのですら満足にできませんでした。

 ああああ。作品を読んでいただける下読みさんにスライディング土下座したいです。

 話もなんだか中途半端。文章も急いで書いたので当然のことながら中途半端以下。

 余談ですが、時間外受付の郵便局で、同じ宛名の封筒を持った男性を目撃しました。

 おお。こんなご近所にお仲間がいましたよ! 若干笑えるいい思い出です。






 そしておととい確認したのですが、大方の予想通り、一次選考通過ならず!

 ネット上で、結果を見た直後は特になんとも思わなかったのに、後からこう…ジワジワと悔しさが込み上げてきました。

 この闘志をすべて作品にぶつけましょう。今の私にできるのはそれだけです。

 ライトノベル投稿記録(振り返り編)これにて一旦終了。お付き合いありがとうございました。
 忙しいということを言い訳にしたくはないのですが、ブログの更新が滞っていたのは、忙しかったからです。

 が、それも一段落つき、ついでに旅行に行ってきました。

 行き先は山梨県。富士急ハイランドを満喫してきました。絶叫系は大好きです。

 そして、充電期間を経て、また忙しい日々がやってこようとしています。

(しつこいようですが、前回の続きです)

 えーなぜここまで、ひっぱるかと言うと、このライトノベルの賞の一次選考の結果発表が11月下旬にあるとかないとかいう話なので、「やっぱ落ちてたよー(笑)」というオチをつけようと思っていたからです。

 しかし、まだ発表はありません。実を言うと本当に発表があるかどうかも、さだかではないのです。「下旬ってそろそろだよね? 明日くらいにはあるの??」などと、やきもきした気持ちで過ごしていたら、なぜだか緊張してきました。

 小説を投稿して、その結果発表を紙面なりネット上で見る時って、受験の合格発表の時に似ています。それも、自分のレベルより確実に上の、チャレンジ校の合格発表に。

 駄目なんだろうなーと言うのは、手応えやなんかで、自分がよくわかっているのですが、それでも、どーしても、「もしかしたら……」なんて淡い期待を抱いてしまうのですよ。

 人間くさいですね、私って!

 今回の投稿が駄目だと思う根拠は明白です。

 だって、急いで書いたんですもの。

 9月29日深夜。

 パソコンにかじりつきながら、キーボードをガシガシ指先ではじいていきます。真夜中は静かなせいか、私にとって一番筆が進む時間帯です。

 ラストスパート。そんな単語が頭の片隅でちらつきます。

 30日当日消印有効の締め切りなので、実質的にはあと一日の猶予があることになります。が、私は、30日に朝方までには完成させなければいけないわけがあったのです。

 そう、30日は29日と違って、人との約束があったのです。

 それは、何ヶ月も前からの約束で、ドタキャンなんて絶対にできないものでした。

 その約束を守るためには、お昼前に出かけ、夕方まで帰ってこられないことは必至です。

 意地でも朝までに終わらせないと、投稿すること自体が不可能となります。

 文章の完成度など、もうかまっていられません。話がまとまっていることを最優先に、全力疾走しているくらいの必至さで小説を書きました。

 そして、そんな必至さとは裏腹に明るくなってきた空。時間は刻々と迫ってきていました。

続く
2006/11/14 (Tue)                  いい加減ひっぱりすぎですか?
 めっきり寒くなって参りましたね。
 みなさま、風邪にはお気をつけ下さい。

(ここから前回の続き)

 もうすぐ2ヵ月前になることをいつまでひっぱる気でいるんでしょう。最後にはオチとも言えない微妙な結末をむかえるように思われますが、まあ、お気になさらず。

で、締め切が1週間後に迫ったところで、私は無心で小説を書き続けました。

去年、オリジナルの小説サイトを立ち上げたわりにひっっどいスランプで、無理矢理に言葉をしぼりだすみたいに小説を書いていました。

しかししかし、今年の初夏くらいから、不思議なくらいスラスラ書けるようになっていたのです。

私が小説を書いている理由は、まあそれこそ山のようにありますが、一番の理由は単純に書くのが楽しいんですよね。特に筆が進んでいる時には、おそらく脳内麻薬のような物質がばしばし出ていると思われます。まさに快感!

あれ? 前回、地獄がどうとかって言ってなかったっけ? と思われた方、鋭いですね。

えー、その時点で書けていたのは原稿用紙70枚ちょっと。40枚くらいで終盤にさしかかっているつもりでいたので、とっくにエンドマークを打ってもいい頃。

なのに終わりが見えないんです。

書いても書いても、終わる雰囲気にならないんですね。

そして、ペースとしては、決して悪くないはずのに、完成しないまま迎える締め切り前日、9月29日。

もう、泣きたくなるほど大変でした。

続く
 昨日、サイトの方が4000ヒット達成しました!
 キリ番を踏んだ方はぜひ掲示板かウェブ拍手でリクエストして下さい。
 申し出がない場合は、11月16日から先着一名様にキリリク権を差し上げているので、よかったら、もらってやって下さい。

 私が将来プロになったあかつきには、いい記念になりますよ!(と、大口をたたいてみる……恥っ)

 (ここから前回の続き)

 ○応募最低枚数まであと約5枚。
 ○すでに書き終えている40枚の段階で、物語は終盤に差し掛かっている。
 ○残り日数は丸二ヶ月。しかもその大半の期間が夏休み真っ最中。

 こりゃ、楽勝じゃない?

 と妙な勘違いを起こすところが、私が駄目人間であるところのゆえんです。
 さっさと取り掛かって、推敲する時間にあてればいいのに、のったらのったら気が向いた時にしか書き進めません。

 旅行にいったり、食べ放題にいったり、惰眠をむさぼったり、ゲームしたり、適当にバイトしたりして時間はあっと言う間に流れ去ります。(だって、夏、なんですよ、しょうがないでしょ)

 で、9月の中旬。さすがにそろそろ本格的にライトノベルを書き進めないと間に合わない、とあせり出したタイミングで思い出す、ある事実。

 学校の宿題やってないじゃん!

 大学の夏期休暇は9月下旬までが基本です。完全に締め切りと被っている、というよりも、宿題の締め切りのほうがやや早いです。

 仕方がないので、宿題のほうを先にやりました。

 そしてやっと、ライトノベルに取り掛かります。その時、すでに締め切り1週間前。

 学校の後期が始まったことで、再会した、例の一緒にライトノベルを書いて応募しようと決めた友人と互いの進行状況を確認します。

 お互いにあまり進んでいない様子。夏休み中もちょいちょい連絡を取っていたのですが、そこから二人とも前進していないようでした。

 き、気が合いますね。

 しかし、冒頭の数ページを読んでもらったところ、「面白かった」と言ってもらえたので、急にやる気がみなぎります。

 この、たった五文字の「おもしろい」という言葉の力は絶大です。
 この一言だけで、小説を書くために要した膨大な時間に価値が生まれる気がします。小説を書いてよかった、そう心の底から思えます。

 応募するのが、この時点でかなり厳しくなってきましたが、プロ作家がプロでいるための基本は、字数制限と締め切りを守ることらしいので、プロ志望の私がここで投げ出すわけにはいきません。

 このラスト一週間が、まさに地獄でした……。

(地獄は言いすぎかな、と思いつつも次回に続く)


 自サイトのキリ番が今日か明日のうちにやってくるみたいです。

 ……リクエストください。お待ちしております。

(ここから前回の続き)

 さて、大してひっぱるようなことでもないのですが、話はもう少し続きます。

 ライトノベルにまったく興味のない人には少しも興味の湧かない話だとも思いますが、興味の幅を狭めて生きていると、損することもあります。まあ、聞いてやってください。

 9月の締め切はちゃくちゃくと近づいているのに、いっこうに書けないライトノベル。パソコンの画面は真っ白。

 短編OKの賞のため、受賞できるかどうか、つまり「質」の面はさておき、原稿を書き上げて応募するくらいなら楽勝と思っていたのですが、見通しが甘かったですね。

 思いつかない時はとことん思いつかないのが小説のネタ。

 実を言うと、私、引きこもりネタを書くのが好きなんです。

 家の中で、一人、あるいは少人数でうじうじと、ひっそりと、淡々と、ささやかな事件が起きたり起きなかったりしながら、日々を過ごしている、そんな話が好きなんです。
 今まで、(決して多くはないけれど、少なくはない)それなりの数の小説を書いてきて、このパターンが最も書きやすいことに気がつきました。

 しかし、偏見かもしれませんが、ライトノベルは引きこもってちゃ駄目でしょう!
 だって、絵にならないもの。動きがないもの。(仮に本になるとして)挿絵描く人だって困っちゃいますよ。

 たとえ引きこもり少年が主人公だとしても、何らかの外部の力が加わって広い世界に飛び出していかなきゃ駄目でしょう!

 あと、主人公がうじうじとした暗ぁいキャラクターが好きです。もとい、書きやすいです。自分がうじうじしてるので。

 これも偏見かもしれませんが、ライトノベルで主人公がうじうじしてちゃ駄目でしょう!

 いえ、開始当初はいくらうじうじと根暗でも構いませんが、ストーリーの進行とともに成長したり、いざ、という時に根暗を脱却して勇敢な行動にでなきゃ! でしょう。

 って、自分、ライトノベル向いてないじゃないですか。明らかに。

 

 時間の関係上、「書きかけの小説を手直しして出すしかない」という結論に達します。ライトノベルっぽくなくても、後からそれっぽい展開にもっていけばいいや、と思ったのです。

 まあ、書き散らかした未完の小説なら、わりとストックがあるので、さてどれにしよーかなーと吟味。

 で、気がつきます。

 書いている時には全くそんなつもりはなかったのですが、読みようによってはかなりライトノベルっぽいものがあったのです。私が書いた話にしてはやたらテンションが高いですし……。

 ということでその作品を完成させて応募することにしました。

 カウントしたらすでに原稿用紙40枚ちょいまで書けていました。応募の最低枚数は45枚。よし、余裕で締め切に間に合う、と胸をなでおろしたのが7月下旬。

 それが、苦難の始まりでした……。

(それっぽいことを言ってみて、次回に続く)
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