言葉の迷宮を制するのは私だ!
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さて、まず、私が小説を書き始めたきっかけから振り返ろうと思います。
小さい時からわりと本を読む子供でした。学校の図書室では、年間の借りた冊数を友達と競っていたりもしました。
けれど、自分で書こうとは全然思ってなかったと思います。作文なんて大嫌いでしたし、漢字を覚えるのも書くのも苦手で、文章を書くのがどちらかと言うと苦痛でした。
そんな私が小説を書くようになったのは、おそらく小学四年生(五年生かもしれない、このへんは少々あやふや)の時のことでした。
友達からティーンズハート(少女向けの文庫2006年3月にレーベル終了)を借り、それに大ハマリしたのです。
それまで、学校図書特有の「これを読めば健全に育つでしょ」みたいな本ばかり読んでいたワタシ。漫画もようやくこの頃から読むようになったばかりのワタシ。いや~けっこう衝撃的でしたね。うん、色んな意味で。
主に読んでいたのが小林深雪さん、折原みとさん、の本なのですが、文章がメチャメチャ簡単なんですよ。改行もありえないくらい多用してて
言わなきゃダメだって、わかってはいるんだ。
でもね……。
でも……。
みたいなノリですよ。全体を通して。十歳になるかならないかぐらいの女の子が「自分も書けるかも……」と妄想を抱いてしまうのもしょうがないと言えばしょうがない読みやすさなんです。(誤解のないよう言っときますけど、簡単イコールくだらない、というわけじゃないですよ。そんなこといったら幼児向けの本はみな駄作になってしまいます)
で、自由帳に汚い字で小説(らしきもの)を書き始めます。
あまり詳しくは内容は覚えていないですが、ちゃちなラブストーリーだったと思います。探偵モノも書こうとしていた気もしますが、当然、殺人のトリックは思いつかないままでした。
そして、どれもこれも出だしだけ書いて放棄してます。
続きが思いつかないのと、今まで書いたものがつまらなく思えてしまうのと、何よりも根気がなくて、すべて未完のまま。
そんなのを書き散らしながらしばらく過ごします。
小さい時からわりと本を読む子供でした。学校の図書室では、年間の借りた冊数を友達と競っていたりもしました。
けれど、自分で書こうとは全然思ってなかったと思います。作文なんて大嫌いでしたし、漢字を覚えるのも書くのも苦手で、文章を書くのがどちらかと言うと苦痛でした。
そんな私が小説を書くようになったのは、おそらく小学四年生(五年生かもしれない、このへんは少々あやふや)の時のことでした。
友達からティーンズハート(少女向けの文庫2006年3月にレーベル終了)を借り、それに大ハマリしたのです。
それまで、学校図書特有の「これを読めば健全に育つでしょ」みたいな本ばかり読んでいたワタシ。漫画もようやくこの頃から読むようになったばかりのワタシ。いや~けっこう衝撃的でしたね。うん、色んな意味で。
主に読んでいたのが小林深雪さん、折原みとさん、の本なのですが、文章がメチャメチャ簡単なんですよ。改行もありえないくらい多用してて
言わなきゃダメだって、わかってはいるんだ。
でもね……。
でも……。
みたいなノリですよ。全体を通して。十歳になるかならないかぐらいの女の子が「自分も書けるかも……」と妄想を抱いてしまうのもしょうがないと言えばしょうがない読みやすさなんです。(誤解のないよう言っときますけど、簡単イコールくだらない、というわけじゃないですよ。そんなこといったら幼児向けの本はみな駄作になってしまいます)
で、自由帳に汚い字で小説(らしきもの)を書き始めます。
あまり詳しくは内容は覚えていないですが、ちゃちなラブストーリーだったと思います。探偵モノも書こうとしていた気もしますが、当然、殺人のトリックは思いつかないままでした。
そして、どれもこれも出だしだけ書いて放棄してます。
続きが思いつかないのと、今まで書いたものがつまらなく思えてしまうのと、何よりも根気がなくて、すべて未完のまま。
そんなのを書き散らしながらしばらく過ごします。
続く
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