2007/05/24 (Thu) ホラー大好きだからって猟奇殺人するわけないでしょ

　今日は日ごろ思っていることを真面目に語ってみますが、大まかなくくりで言えば悪口のようなものなので、不快な方は読みとばして下さい……。

　殺人の報道があった時に「精神科に通院歴がある」と「部屋には殺人に関連する書籍があり」ってフレーズにはイライラしますね。

　それが事件と関連があるのかないのか知りませんけど、関連があるどころか、さも「それが殺人の原因だ」みたいに断定しているようにしか聞こえないところに腹だたしさを覚えます。

　今時、精神科に通うのなんか珍しくないし、「ウツかなって思った時は独りで悩まずお医者さんに相談して」みたいなＣＭを流したりするくせに、いざ、事件の当事者になると、通っているのが悪いことのように言うってメチャクチャ矛盾してますよね。

　しかも、作家志望の私としては、殺人に関連する本を読むのが悪いみたいに言われると不快でしょうがありませんよ。

　私なんて、殺人に関する小説を持ってるどころか、自分で書いちゃってますけど、何か？　って話ですよ。

　凶悪犯罪者が多少過激な本を愛読していたりすると、有害図書がうんたらって話になりますけど、あれも変な話ですよね。

　そんなことに過敏に反応するくらいなら、どうして「源氏物語を教科書に載せるべきじゃない、あれは女児誘拐のあげくわいせつ行為におよぶ変態男の話だ」みたいな議論にならないのか不思議です。ホントに。

　馬鹿馬鹿しいですよね。